主な種類や注意点をご紹介!
少子高齢化にともない住宅リフォームは、これまで以上に快適な住まいづくりを進めています。またバリアフリーリフォームの需要が高まる中で、多くの人々はリフォームをするときに、どのようにバリアフリーにしたらよいのか悩んでしまうでしょう。今回はバリアフリーリフォームの基本的な考えや種類、また事前に知っておくべき注意点などについてご紹介します。
バリアフリーリフォームとは何?
まずバリアフリーリフォームとは何なのか、リフォームをすることでどのような生活に変わるのでしょうか。またタイミングなどについて、詳しくご紹介をします。
バリアフリーリフォームとは?
一般的な住宅リフォームは、古くなった部分を新しいものにリフォームすることです。バリアフリーリフォームはすべての人が安心して、快適な生活ができるようにリフォームすることとなります。
手すりを付ける・段差などを解消する簡単なリフォームから、車いすが通れるように間取りを変えるなどが例です。大きな設備を入れる、大掛かりなリフォームまであります。
どのような生活に変わるのか
バリアフリーリフォームをすることでどのような生活になるのか、大きくわけてふたつあります。ひとつは住宅の中で事故が起こるリスクを減らせることです。ご本人だけではなく、ご家族も事故のリスクが減ることで安心して過ごせるでしょう。
ふたつ目は新たな設備を入れることで、より生活が快適になり身体の負担が減ることです。バリアフリーリフォームをすることで、より快適に長く生きられるともいわれています。
バリアフリーリフォームのタイミング
バリアフリーリフォームをいつするか、タイミングがわからないと悩んでしまう方もいるでしょう。いくつかのチェック項目はあり、多くの場合50代の方々が多くリフォームをしている傾向があります。
理由として50代はリフォームのローンを組みやすく、また身体の衰えを感じやすくなるためです。リフォームは長い目でみて行うことが大切です。住宅リフォームをする場合はバリアフリーを考えたうえで、リフォームすることをおすすめします。
バリアフリーリフォームの種類
それではバリアフリーリフォームにはどのような種類があるか、ご紹介していきましょう。
廊下や階段
廊下や階段は、多くの高齢者が手すりの設置や段差を解消してほしいと感じる場所のひとつです。段差に手すりがあれば、安心してのぼりおりができるので、転倒防止にもつながります。
設置する際は、使う人の身長や動きに合わせて取り付けることが大切です。さまざまな形や材質・太さがあるので、握りやすい手すりを選びましょう。
トイレ
トイレはとくに和式を使っている場合、足腰の弱い人にとって負担が大きくなります。洋式にリフォームし、段差がある場合は出入口の段差を解消しましょう。
またどの部屋も同じくらいの温度にすることでヒートショックを防げるので、トイレにも暖房を設置することをおすすめします。
浴室
浴室のリフォームは、高齢者にとって浴槽の深さは50cmくらいが適切なため、浴槽の深さを変更します。また浴槽をまたぐのが困難な人のために、入浴台を取り付けることで転倒防止にもつながるでしょう。
そのほか浴室の出入口や洗い場、浴槽の横などに手すりをつけることで、転倒が多い浴室での事故を未然に防ぎます。
バリアフリーリフォームの注意点は?
バリアフリーリフォームをする際に、何が必要かを考えリフォームすることは大切なものの、それだけではありません。以下に注意点を3つご紹介します。
すべての人が快適に生活できることを目指す
バリアフリーリフォームの基本的な概念は、すべての人々が快適に、安全に過ごせるようにリフォームすることです。そのためさまざまな場所に手すりを付けたり大きな設備を設置したりすることで、ほかの家族の邪魔になってしまうとよくありません。移動にも手間が掛かってしまうこともあります。
大切なのは家族全員でしっかりと話し合い、全員が過ごしやすい住宅を作ることです。
必要性に応じたリフォーム
将来を見据えたバリアフリーリフォームをすることは、非常に大切です。しかし一度にすべてのリフォームをするのではなく、必要性に応じたリフォームをしましょう。
はじめは段差のあるところに手すりを付けるだけでも、低コストでバリアフリー化ができます。できるところから設置していくことをおすすめします。
専門機関に相談する
バリアフリーリフォームを行なう場合は、介護保険を利用可能です。補助金を受けることで費用削減になります。まずは自治体に連絡し、ケアマネージャーなどの介護支援専門員の方に相談をしましょう。
また自宅の浴室や出入口、トイレや玄関などの写真をもっていきましょう。どのようなバリアフリー化が必要か提案をしてくれるので安心できます。
まとめ
今回はバリアフリーリフォームとは何か、またリフォームの種類や注意点についてご紹介しました。バリアフリーリフォームは高齢者や障害者だけではなく、すべての人が快適に暮らせる空間を作ることも目的にしています。また介護保険サービスを利用できるので、ケアマネージャーに相談することが大切です。 「相本建設合同会社」は、山口県を中心にリフォーム・建築・設備などを手掛けている建設会社です。すべての方への快適な住まいづくりを大切にしています。介護保険を活用したリフォームも行っておりますので、バリアフリーリフォームをご検討の方はぜひとも一度ご相談ください。